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自然界の梨やりんご、桃などのバラ科の植物では、葉で光合成された糖質がソルビトールの形で果実に移行し、そこでブドウ糖や果糖、ショ糖などに変換・蓄積されます。
ソルビトールは、ブドウ糖を化学変化させて作る糖アルコールの一種で、低エネルギーの糖質甘味料で、加熱に強く、脂質の酸化を防止 、でんぷんの劣化を防ぐ、タンパク質を安定化させる機能があり、飲料、菓子類、あん、練り製品などさまざまな食品に幅ひろく活用されています。
また、甘味料として用いても、口腔内で細菌、酵素による有機酸の生成がほとんど無いので、虫歯予防効果や、血糖値の上昇を抑えるため糖尿病患者も利用できます。
（注）摂りすぎると下痢を引き起こすこともあります。 |
多く含まれる物
梨、リンゴ、桃、プラムなど、バラ科の果物に多く含まれる糖の一種 |
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ソルビトール
糖尿病