💕 副鼻腔炎(蓄膿症)
黄色や緑色のドロッとした鼻水が長く続く「副鼻腔炎(蓄膿症)」。
風邪のこじらせから起こる原因、見逃しやすいサイン(寝入りばなや朝方の激しい咳・口臭・いびき)、耳鼻科での治療方針(抗菌薬・鼻処置・吸入ネブライザー)、中耳炎の合併予防と家庭での鼻水ケアについて分かりやすく解説します。
👶 副鼻腔炎(蓄膿症)とは?
鼻の周りの骨の中にある空洞「副鼻腔(ふくびくう)」に、風邪などのウイルスや細菌が侵入して炎症を起こし、膿(うみ)混じりの粘り気のある鼻水が溜まってしまう病気です。
赤ちゃんの副鼻腔は未発達ですが、鼻腔とつながる通路が非常に狭いため、風邪をひいて鼻粘膜が腫れると出口が塞がれて膿が溜まりやすくなります。放置すると慢性化したり、中耳炎を併発したり、喉の奥へ鼻水が垂れて長引く咳の原因になります。
🌸 主な症状と見分けるサイン
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黄色や緑色のドロッとした粘り気のある鼻水
風邪が治りかけても、粘り気のある黄色〜黄緑色の鼻水が1〜2週間以上ずっと出続けます。 -
寝ている間や朝方に激しく咳き込む(後鼻漏:こうびろう)
ドロッとした鼻水が喉の奥へ流れ落ちて気管を刺激するため、横になった時や朝起きた直後にゴホゴホと痰の絡んだ激しい咳が出ます。 -
頑固な鼻づまり・口呼吸・いびき
鼻の奥に膿が詰まっているため常に鼻が通りにくく、日中も口を開けて呼吸したり、寝ている間に大きないびきをかきます。 -
口臭が気になる・独特のにおい
鼻の奥に細菌や膿が溜まり、口呼吸によって口内が乾燥するため、息から生臭いような独特のにおいがすることがあります。
🚨 耳鼻咽喉科・小児科を受診する目安(チェックリスト)
- 黄色や緑色のドロッとした鼻水が10日以上止まらない
- 熱は下がったのに、夜間や朝方の痰が絡んだ咳が何週間も続いている
- 鼻づまりがひどく、口呼吸でいびきをかいて夜中に何度も起きる
- 耳をやたら気にしたり痛がっている(急性中耳炎併発の疑い)
- 目の周りや頬を痛がる、まぶたが腫れている
🏥 治療方針と家庭でのケア
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耳鼻科での鼻処置と吸入(ネブライザー治療)
耳鼻科で鼻の奥深くに溜まった膿を専用の吸引管できれいに吸い出し、薬液の細かい霧(ネブライザー)を吸入して副鼻腔の炎症を直接鎮めます。 -
抗菌薬(抗生剤)と去痰薬の内服
細菌感染を抑える抗菌薬や、粘り気のある鼻水をサラサラにして排出しやすくする去痰薬(カルボシステイン等)を医師の指示通りにしっかり服用します。 -
家庭でのこまめな鼻水吸引(治癒への近道)
副鼻腔炎の治療は、とにかく膿を外へ出すことが基本です。家庭用吸引器でお風呂上がりや就寝前などに鼻水をしっかり吸い出してあげましょう。 -
水分補給と室内の加湿
鼻水が乾いて固まると排出されにくくなります。部屋の湿度を保ち、水分を意識して摂らせることで鼻水の粘り気を和らげます。
💡 パパとママへ
「風邪は治ったはずなのに、黄色い鼻水や夜の咳がずっと続いている…」という場合は、副鼻腔炎が原因かもしれません🌸
小児科の風邪薬だけでは奥の膿が抜けきらないこともあるため、耳鼻咽喉科で奥までしっかり鼻水を吸ってもらうと呼吸が楽になり、夜の咳も驚くほど落ち着きます。中耳炎の予防のためにも、長引くドロッと鼻水は早めに耳鼻科で診てもらってくださいね。