💕 肺炎(はいえん)
乳幼児期に重症化しやすい代表的な呼吸器疾患が「肺炎」です。
原因となる微生物によって「ウイルス性」「細菌性」「マイコプラズマ」「クラミジア」などの種類があります。それぞれの特徴や注意サインについて分かりやすく解説します。
👶 肺炎とは?
風邪などのウイルスや細菌、微生物が気管支を通り抜けて「肺(肺胞)」まで侵入し、強い炎症を起こす病気です。
乳幼児は呼吸器の抵抗力が小さいため、単なる風邪や気管支炎から肺炎へと進行・重症化しやすい特徴があります。
🌸 主な肺炎の4つの種類と特徴
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● ウイルス性肺炎
インフルエンザウイルスやアデノウイルスなどのウイルスに感染しておこる肺炎で、比較的軽い肺炎ですが赤ちゃんなどは呼吸困難におちいることがあります。 -
● 細菌性肺炎
肺炎球菌、黄色ブドウ球菌、連鎖球菌などの細菌に感染しておこる肺炎で、激しい咳や高熱、下痢、嘔吐、呼吸困難などの症状が出ます。 -
● マイコプラズマ肺炎
マイコプラズマという微生物によって引き起こされます。初め咽頭痛、発熱があり、しつこい咳が続きますが比較的元気なため肺炎と気付かずに、のど風邪と診察される場合もあります。赤ちゃんよりも5歳以上の子供に多くみられます。 -
● クラミジア肺炎(新生児クラミジア肺炎)
妊婦(性器クラミジア感染症)から産道で結膜炎に感染し、その後、炎症が肺に広がり新生児が肺炎になる場合があり早期は症状があまり出ませんが、しだいに激しい咳が出ます。
🚨 病院を受診する目安(すぐ受診が必要なサイン)
次のような呼吸困難のサインが見られたら、すぐに小児科を受診してください。
- 息を吸うときに胸やみぞおちが深く凹む(陥没呼吸)
- 呼吸に合わせて小鼻がピクピク動く、肩を上下させて息をしている
- 顔色や唇、爪の色が紫・青白い(チアノーゼの発生)
- ぐったりして水分やミルクが摂れず、おしっこが出ない
🏥 治療と予防
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原因に応じたお薬(抗生剤など)と入院治療
細菌性やマイコプラズマ、クラミジアなどの場合は適切な抗菌薬(抗生剤)を服用・点滴します。症状が重く酸素吸入が必要な場合は入院治療が行われます。 -
予防接種の活用(小児用肺炎球菌ワクチン・ヒブワクチン)
重症な細菌性肺炎の原因となる細菌を防ぐため、定期接種である「小児用肺炎球菌」や「ヒブ(Hib)」のワクチンをスケジュール通りに接種しておくことが非常に重要です。
💡 パパとママへ
「風邪にしては熱がなかなか下がらない」「咳がどんどん激しくなり呼吸が苦しそう」と感じたら、我慢させずにすぐ小児科を受診しましょう。ワクチン接種と早期発見・適切な処置で重症化を防いであげましょう🌸