💕 胃十二指腸潰瘍(いじゅうにしちょうかいよう)
子どもの胃や十二指腸の粘膜が深く傷ついてしまう病気が「胃十二指腸潰瘍」です。
みぞおちの痛みや黒い便(タール便)といった症状の特徴、出血などの緊急注意サイン、お薬による治療や胃腸にやさしい生活ケアについて分かりやすく解説します。
👶 胃十二指腸潰瘍とは?
胃や十二指腸の粘膜が傷つき、深くえぐれてしまう病気です。
大人の病気と思われがちですが子どもの発症も見られます。乳幼児では強い心身のストレスや解熱鎮痛薬などの副作用、学童期以降ではピロリ菌感染や環境変化などが主な原因となります。
🌸 主な症状と特徴
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みぞおちやへそ周りの痛み
空腹時や食後に、みぞおちやおへそ周辺を痛がります。赤ちゃんの場合は言言葉で伝えられないため、激しく泣いたり不機嫌が続いたりします。 -
嘔吐や食欲不振
胃の痛みやムカムカ感から、吐き気・嘔吐を起こしたり、食事を嫌がったりします。 -
黒い便(タール便)や吐血
潰瘍からの出血が胃酸と混ざることで、黒っぽい海苔の佃煮のような便が出たり、コーヒーの残りかすのようなものを吐いたりすることがあります。
🚨 病院を受診する目安(危険なサイン)
※潰瘍から大量出血したり胃に穴が開く(穿孔)と非常に危険です。以下の症状が見られたらすぐに小児科を受診してください。
- 墨のように真っ黒な便が出た、または血を吐いた(コーヒー色の吐物)
- 急に激しいお腹の痛みを訴え、うずくまって動けない
- 顔色が青白く、ぐったりして元気がない(貧血の疑い)
- 腹痛と嘔吐を繰り返し、食事や水分が全く摂れない
🏥 治療と生活の工夫
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薬物療法(胃酸を抑えるお薬)
小児科で処方される胃酸分泌を抑える薬や、粘膜保護薬を指示通り服用します。ピロリ菌が原因の場合は除菌治療を行います。 -
刺激を控えたやさしい食事
症状が落ち着くまでは、おかゆ、うどん、豆腐、白身魚など消化が良く胃腸に負担をかけない食事を与えましょう。揚げ物や香辛料、冷たすぎる・熱すぎるものは避けます。 -
ストレスの軽減と休息
環境の変化や心身のストレスが発症・悪化に関係していることも多いため、おうちでリラックスして十分な睡眠が取れる環境を整えてあげましょう。
💡 パパとママへ
子どもは「胃が痛い」とうまく伝えられず、「お腹が痛い」「不機嫌」「食べない」といったサインで現れることがよくあります。黒い便が出た際や激しい腹痛がある時は早めに医師へ相談し、おうちでは心身ともにゆったり休ませてあげましょう🌸