💕 手足口病(てあしくちびょう)
乳幼児を中心に夏場に流行する感染症が「手足口病」です。
手のひら・足の裏・口の中の水ぶくれの特徴や、口内炎で痛むときの食事ケア、受診の目安について分かりやすく解説します。
👶 手足口病とは?
エンテロウイルスやコクサッキーウイルスなどの感染によって起こる夏風邪の一種です。
4〜5歳以下の乳幼児を中心に夏(6月〜8月頃)に流行します。手のひら、足の裏、口の中に小さな水ぶくれ(水疱)ができるのが大きな特徴です。
🌸 主な症状と特徴
-
手のひら・足の裏・お尻の水ぶくれ
2〜3mm程度の小さな水ぶくれが、手のひら、足の裏、足の甲、膝、お尻などに現れます。かゆみや痛みが少ないことが多いです。 -
口の中の痛む水ぶくれ(口内炎)
舌や頬の裏側に水ぶくれができ、潰れると痛みの強い口内炎になります。しみて痛むため、よだれが増えたり、食事や水分を嫌がったりします。 -
微熱(約3割で見られます)
熱が出ても37〜38度台の微熱で済むことが多く、高熱になることはあまりありません。
🚨 病院を受診する目安(チェックリスト)
次のような症状が見られる場合は、早めに小児科を受診してください。
- 口の中の痛みのせいで水分が全く摂れず、おしっこが出ない(脱水症状の疑い)
- 38度以上の高熱が2日以上続いている
- 嘔吐を繰り返す、頭を非常に痛がる(髄膜炎の疑い)
- ぐったりして呼びかけへの反応が鈍い、視線が合わない
🏥 家庭でのケアと注意点
-
口当たりの良い食事・水分補給
口の中がしみて痛むため、冷ましたうどん、プリン、ゼリー、冷たいスープ、豆腐など、噛まずに飲み込める刺激の少ないものを与えましょう。柑橘系ジュースや塩分の強いものは避けます。 -
数週間後の爪の変形・脱落について
手足口病が治ってから1〜2ヶ月後に、爪の根元が浮いて剥がれたり変形したりすることがあります。自然に新しい爪が生えてきますので心配いりません。
💡 パパとママへ
手足口病は特効薬がなく、自然に治っていく病気です。症状が治まった後も便からウイルスが数週間排出され続けるため、おむつ替えの後の手洗いを徹底してご家族への二次感染も防ぎましょう🌸