💕 とびひ(伝染性膿痂疹)
火の粉が飛び散るように急速に全身へ広がる「とびひ(伝染性膿痂疹)」。
虫刺されやあせもの掻き壊しからの感染経路、2つのタイプ(水ぶくれ・かさぶた)、家庭での清潔ケア、家族や園内での感染防止策について分かりやすく解説します。
👶 とびひ(伝染性膿痂疹)とは?
すり傷、虫刺され、あせも、湿疹などを掻きむしった小さな傷口から細菌が入り込み、皮膚の浅い部分で化膿する感染症です。
正式には「伝染性膿痂疹(でんせんせいのうかしん)」といいます。水ぶくれの液や膿(うみ)に触れた手で体の他の部分を触ると、あっという間に別の場所へ「飛び火」することからこの名前がつきました。
🌸 2つのタイプと主な症状
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水疱性膿痂疹(すいほうせいのうかしん/夏に多い)
主に黄色ブドウ球菌が原因です。薄い皮の水ぶくれができ、すぐに破れてジュクジュクした赤いただれになり、触った手を通じて全身に広がります。 -
痂皮性膿痂疹(かひせいのうかしん/年中みられる)
主に化膿レンサ球菌が原因です。赤く腫れて小さな膿疱ができ、やがて厚い黄色いかさぶた(痂皮)になります。発熱や喉の痛みを伴うことがあります。
🚨 病院(皮膚科・小児科)を受診する目安
- 虫刺されやあせもの傷がジュクジュクして、黄色い汁やかさぶたができている
- 水ぶくれが破れて、周囲や別の場所にどんどん広がっている
- かゆみが強くて患部をしきりに触ったり掻いたりしている
- 患部の周りが赤く腫れ上がり熱を持っている、または発熱がある
🏥 家庭での正しい対処法と感染予防
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たっぷりの泡で優しく洗う(シャワー浴)
石鹸をしっかり泡立てて患部を包むように洗い、シャワーで十分に流します。湯船につかると菌がお湯に広がるため、治るまでは湯船を避けましょう。 -
タオルや衣類は絶対に共用しない
タオルやシーツを通じて家族にうつります。手拭きタオルやバスタオルは家族と別々にし、こまめに洗濯しましょう。 -
患部をガーゼでしっかり覆う(登園対策)
処方された塗り薬を塗った後は、ガーゼや包帯で保護して直接触れないようにします。露出していなければ登園できる園が多いです。 -
爪を短く切って手を清潔に保つ
菌の拡散を防ぐため、爪を丸く短く切り、手洗いをこまめに行いましょう。
💡 パパとママへ
とびひは自然治癒が難しく放置すると急速に広がるため、「ただの虫刺されの傷口がジュクジュクしてきたな」と感じたら早めに皮膚科や小児科を受診しましょう🌸
処方された抗菌薬(軟膏や内服薬)を正しく使い、しっかり泡で洗ってガーゼで覆うことで、数日から1週間ほどできれいに治すことができます。