乳幼児育児と栄養百科
栄養素の働きを知って毎日の食事にお役立ち栄養辞典★

🌰 栗(くり)の栄養成分と健康効果 🍂

栗は、ナッツ類(種実類)でありながら脂質が少なく、主成分がでんぷんという珍しい秋の味覚です。
食物繊維(4.2g)が豊富に含まれているので便秘の改善に効果的です。また、ビタミンではビタミンB1やビタミンC、ミネラルではカリウムやマンガンなどが豊富に含まれています。栗のビタミンCはでんぷん質に包まれているため加熱しても壊れにくく、栗ご飯や栗金時、渋皮煮などで美味しく食べられます。小型で渋皮がむきやすい甘栗は中国栗が使われています。

🌟 期待される主な効果・効能

🩸 高血圧の予防 ⚡ 疲労回復 💪 滋養強壮 ✨ 老化防止 🌸 美肌効果 ✨ むくみ改善 🚽 便秘の改善

✨ 栗の主な栄養パワー

🌸 熱に強いビタミンC(33mg・美肌&抗酸化)

でんぷん質に守られているため茹でてもビタミンCが壊れにくいのが特徴。コラーゲン生成を促しシミや肌荒れを防ぎます。

🌸 ビタミンB1&マンガン(疲労回復・滋養強壮)

糖質代謝を助けるビタミンB1と酵素を活性化するマンガン(3.27mg)が、効率よくエネルギーを生み出し疲労を素早く回復します。

🌸 食物繊維(4.2g・腸内環境&便秘改善)

不溶性食物繊維が腸のぜん動運動を刺激してお通じをスムーズに改善。有害物質を排出してデトックスをサポートします。

🌸 カリウム(420mg・塩分排出&むくみ改善)

体内の余分なナトリウムを排出して血圧を安定させ、高血圧や手足のむくみをスッキリ改善します。

📊 栄養成分表(日本ぐり 生 可食部100gあたり)

⚡ エネルギー:164 kcal ※1μg(マイクログラム)= 1/1000mg
タンパク質 2.8 g
脂質 0.5 g
炭水化物 36.9 g
カリウム 420 mg
カルシウム 23 mg
マンガン 3.27 mg
ビタミンB1 0.21 mg
ビタミンC 33 mg
食物繊維 4.2 g

👶 離乳食・子育てごはんへの取り入れ方

  • 離乳食後期(生後9〜11ヶ月頃)以降からスタート:
    栗は消化に少し時間がかかるため、離乳後期から少量ずつ使います。しっかり柔らかく茹でて渋皮をきれいにむき、裏ごししたり細かくすりつぶしておかゆやスープ、マッシュポテトなどに混ぜましょう。
  • 【重要】丸ごと与えず誤嚥・窒息防止:
    丸い形状やすすけた栗は喉に詰まりやすいため、幼児食期であっても必ず小さく割るか刻んでから食べさせましょう。
  • ママの自然派おやつ&栗きんとんに:
    サツマイモと栗を一緒にマッシュした栗きんとんや栗ご飯は、白砂糖を使わずに自然な甘みでビタミンCや食物繊維を美味しく補給できる優秀な手作りおやつになります。