乳幼児育児と栄養百科
栄養素の働きを知って毎日の食事にお役立ち栄養辞典★

🫒 植物油(オリーブ油等)の栄養成分と健康効果 🌿

植物油はオリーブや菜種、落花生など植物の種子から抽出した油で、リノール酸、α-リノレン酸、オレイン酸やビタミンEなどが含まれています。いろんな種類の植物油がありますので用途に応じて使い分けましょう。ただし、いずれも高エネルギーですので摂り過ぎには注意しましょう。
良質な植物性脂質はエネルギーの補給、動脈硬化の予防、高血圧の予防、心臓病の予防、老化防止、便秘の予防に効果を発揮します。

🌿 植物油の主な種類: オリーブ油 | サラダ油 | ごま油 | サフラワー(紅花油) | なたね油

🌟 期待される主な効果・効能

⚡ エネルギーの補給 🧠 動脈硬化の予防 🩸 高血圧の予防 ❤️ 心臓病の予防 ✨ 老化防止 🌱 便秘の予防

✨ 植物油の主な栄養パワー

🌸 不飽和脂肪酸(オレイン酸・リノール酸・α-リノレン酸)

悪玉コレステロールを低減させ、血管をしなやかに保持。血栓や動脈硬化、高血圧などの生活習慣病を予防します。

🌸 ビタミンE(7.6mg・若返りの抗酸化力)

細胞膜の脂質過酸化を防ぐ抗酸化ビタミン。血管や皮膚の老化を防ぎ、血行を促して冷えや肌荒れを改善します。

🌸 脂溶性ビタミンの吸収促進(A・D・E・K)

緑黄色野菜に含まれるβ-カロテンやビタミンD・Kと一緒に摂ることで、体内への吸収率を何倍にも引き上げます。

🌸 腸の潤滑油(便秘改善&効率的なカロリー補給)

適量の油分が便のすべりを良くして自然な排便をサポート。胃腸に優しく少量でしっかりエネルギーを補給できます。

📊 栄養成分表(オリーブ油・エキストラバージンオイル 100gあたり)

⚡ エネルギー:921 kcal ※1μg(マイクログラム)= 1/1000mg
タンパク質 0 g
脂質 100.0 g
炭水化物 0 g
カロテン 180 μg
ビタミンE 7.6 mg
ビタミンK 42 μg

👶 離乳食・子育てごはんへの取り入れ方

  • 離乳食中期(生後7〜8ヶ月頃)から少量(数滴〜小さじ1/4)ずつ:
    油分は胃腸の負担になりやすいため、離乳初期は使用しません。中期後半から野菜のソテーやスープの風味づけに植物油(オリーブ油やなたね油等)を1〜2滴加えることから始めましょう。
  • 緑黄色野菜の栄養吸収を助ける相乗効果:
    人参、かぼちゃ、ほうれん草などの緑黄色野菜に含まれるβ-カロテンは脂溶性です。少量の植物油を使って調理することで、ビタミンの吸収率が大幅に向上します。
  • 赤ちゃんの便秘解消にもおすすめ:
    離乳食が進むにつれて便が固くなりがちな赤ちゃんに、離乳食に数滴の植物油(エキストラバージンオリーブ油など)を混ぜると、便が滑らかになり排便がスムーズになります。