乳幼児育児と栄養百科
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💕 アセトン血性嘔吐症(自家中毒)

疲労や緊張、感染症などをきっかけに激しい嘔吐を繰り返す「アセトン血性嘔吐症(自家中毒・周期性嘔吐症)」。
エネルギー不足から脂肪を分解してケトン体(アセトン)が溜まるメカニズム、息から漂う甘酸っぱいにおい、脱水症を防ぐ糖分・水分補給、病院での点滴治療と家庭での予防ケアについて分かりやすく解説します。

👶 アセトン血性嘔吐症(自家中毒)とは?

2〜10歳頃の幼児〜学童期に多くみられる、突然激しい嘔吐を繰り返してぐったりしてしまう病気です。昔から「自家中毒(じかちゅうどく)」とも呼ばれています。
子どもは肝臓に蓄えられる糖分(グリコーゲン)が少ないため、風邪、発熱、長時間の絶食、運動会や遠足などの強い疲労、精神的な緊張や興奮などをきっかけに糖分が枯渇します。すると体は代わりに脂肪を分解してエネルギーを作ろうとしますが、その過程で「アセトン(ケトン体)」という酸性物質が血液中に急増し、脳の嘔吐中枢を刺激して激しい吐き気を引き起こします。

🌸 主な症状と見分けるサイン

🚨 直ちに小児科を受診する目安(チェックリスト)

  • 水分をひとくち飲んだだけでもすぐに吐いてしまい、全く受けつけない
  • おしっこが半日以上出ていない、または色が非常に濃い(重い脱水のサイン)
  • 息や口臭から甘酸っぱい独特のにおい(アセトン臭)がする
  • ぐったりして呼びかけへの反応が鈍く、眠り続けている
  • 吐いたものに血液(赤〜茶褐色)が混ざっている

🏥 治療方針と家庭でのケア

💡 パパとママへ

何回も激しく吐いて真っ青になって倒れ込む様子を見ると、親御さんは本当に驚き心配になるかと思います🌸
ですが、アセトン血性嘔吐症は小児科でブドウ糖の点滴を受けると嘘のようにケロッと回復することがほとんどです。また、成長とともに肝臓に十分な糖分を蓄えられるようになるため、小学校高学年頃には自然と起こらなくなります。吐き気が止まらない時は無理に家で様子を見ず、早めに小児科で点滴をしてもらってくださいね。