栄養辞典◆栄養素-セレン(セレニウム)

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セレンの栄養成分

 食べ物には、いろんな病気の予防になる栄養素が含まれている反面偏った食生活では、生活習慣病などいろんな病気を引き起こすのです。 栄養素にはどんな栄養成分が入っていて、どんな働きがあるのかを知って健康な体を維持するための健康栄養辞典をお役立て下さい。セレン(セレニウム)の効果・効用について
食品群
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栄養素
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セレン(セレニウム)
1817年にスウェーデンの化学者ベルツェリウスによって発見され、燃える時に月のような光を放つので、ギリシャ語の月「セレン」にちなんで名づけられました。
        
動物の成長と生殖に欠かせない必須ミネラルの一つで、抗酸化酵素に含まれていて心筋梗塞、がん、脳卒中、血行障害、更年期障害、老化などを予防する効果があるといわれています。ビタミンCやビタミンEなどと同様に体内の酸化を抑える抗酸化作用が高いので、ビタミンCやビタミンEなどと一緒に摂取することで、さらに強い抗酸化作用が期待されます。

また、過酸化脂質を低下させる作用があるので、糖尿病の予防や改善に効果があるといわれています。さらに、抗体の産生を促進することで、免疫機能を高め、精子の形成や、白内障の予防、脱毛や白髪などの頭皮や毛髪のトラブルを解消す効果があ ります。
多く含まれる食べ物
かつお、まぐろ、かれい、牡蠣、わかさぎ、いわし、海藻類、にんにく
玉ねぎ、ブロッコリー

(注)必要以上に摂りすぎると中毒症を起こす、という危険な側面もあり、アメリカでは、錠剤の過剰摂取による中毒が報告されています。 
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