乳幼児育児と栄養百科
栄養素の働きを知って毎日の食事にお役立ち栄養辞典★

✨ 乳糖(ラクトース)の働きと効果 ✨

当サイトでは毎日の育児に忙しいママのための
お役立ち栄養辞典をご用意致しました。

生命を維持するためには栄養素が必要です。栄養素とは、ビタミン、ミネラル、タンパク質(アミノ酸)、脂質、糖質など健康維持に欠かすことのできない成分で、食べ物に含まれています。
栄養素の役割は、脂質・糖質・たんぱく質はエネルギー源となり、たんぱく質・ミネラルは体を構成する材料になり、ビタミン・ミネラルは体の調子を整える働きをします。栄養素の種類や働きを知って、毎日の食事にバランスよく取り入れることで健康的な生活をおくって下さい。

✨ 乳糖について

ブドウ糖(グルコース)とガラクトースという2つの単糖が結合した「二糖類(少糖類)」の一種で、ラクトースとも呼ばれます。哺乳類の母乳やミルクに特有の糖分であり、乳幼児の成長にとって必要不可欠な栄養素として幼児用の育児用粉ミルクなどにも広く用いられています。

赤ちゃんの身体を動かす大切なエネルギー源として消費されるだけでなく、体内で糖脂質や核酸成分、細胞を構成する糖タンパク質を作り出す材料となります。また、小腸でのカルシウムの吸収を促進する作用があるため、骨を丈夫にして将来的な骨粗鬆症などの予防にも期待されています。
🍼 赤ちゃんの脳と身体のすこやかな成長に
乳糖を構成するガラクトースは、乳幼児の脳神経組織(セレブロシドなど)をつくる重要な材料となります。母乳育児や粉ミルクを通じ、赤ちゃんの脳や全身の発達を支える大切な役割を果たしています。
💡 腸内環境の改善&便秘の解消効果
消化管を通過して大腸まで届いた乳糖は、ビフィズス菌や乳酸菌といった腸内善玉菌の発酵基質(エサ)となり、腸内で有機酸(乳酸など)を作り出します。これにより腸内を酸性に保って悪玉菌の繁殖を抑え、腸のぜん動運動を促して便秘の解消や整腸に優れた効果を発揮します。

✨ 乳糖が多く含まれる食品

  • 🤱 母乳(初乳・成乳)
  • 🍼 育児用粉ミルク
  • 🥛 牛乳・乳飲料
  • 🥣 ヨーグルト
  • 🧀 スキムミルク(脱脂粉乳)
※主に哺乳類の乳汁に含まれる成分です。大人の方で牛乳を飲むとお腹がゴロゴロする「乳糖不耐症」の場合は、乳糖が一部分解されているヨーグルトやチーズなどを活用するのがおすすめです。