ビタミン類の働きと効果
ビタミンは、エネルギー源や体をつくる材料には直接なりませんが、炭水化物・脂質・たんぱく質の分解や合成を潤滑に進める「潤滑油(酵素の補酵素)」として不可欠な微量栄養素です。
油脂に溶ける「脂質性ビタミン」、水に溶ける「水溶性ビタミン」、そしてビタミンに似た重要な生理作用を持つ「ビタミン様物質」に分類されます。
◆ 体内での主な役割
- 代謝の潤滑油:食べた栄養素をエネルギーや体の組織に変える化学反応をスムーズにします。
- 皮膚や粘膜の保護・抗酸化作用:免疫力を維持し、病気の予防や老化防止に貢献します。
- 神経・血流の維持:赤血球の生成や神経伝達物質の合成をサポートします。
🌸 脂溶性ビタミン
💧 水溶性ビタミン
🌱 ビタミン様物質
【脂溶性】
【水溶性】
主なビタミンと豊富に含まれる食品
🥑 脂溶性ビタミン(A・D・E・K)
油と一緒に摂ると吸収率がアップします。体内に蓄積されやすいため適量を継続することが重要です。
【多く含む食品】:レバー、ウナギ、魚類、卵黄、緑黄色野菜、植物油、納豆など。
🍊 水溶性ビタミン(B群・C)
水に溶けやすく尿から排出されやすいため、毎日の食事からこまめに摂ることが望まれます。
【多く含む食品】:豚肉、大豆製品、柑橘類、キウイ、ブロッコリー、カツオなど。
🌿 ビタミン様物質(コエンザイムQ10・ルチン・コリン等)
体内で微量合成されるものの、抗酸化や血管強化、脂質代謝などでビタミンに準ずる重要なサポートを行います。
【多く含む食品】:そば、キャベツ、魚介類、大豆製品など。
効果的な摂り方のアドバイス
💡 調理の工夫とバランス
- 水溶性ビタミン(B群・C)は加熱や水洗いで失われやすいため、スープにして煮汁ごと摂るか生食がおすすめです。
- 脂溶性ビタミン(A・D・E・K)は炒め物やドレッシングなど油を合わせた調理法が効率的です。