乳幼児育児と栄養百科
栄養素の働きを知って毎日の食事にお役立ち栄養辞典★

✨ 硫化アリルの働きと効果 ✨

当サイトでは毎日の育児に忙しいママのための
お役立ち栄養辞典をご用意致しました。

生命を維持するためには栄養素が必要です。栄養素とは、ビタミン、ミネラル、タンパク質(アミノ酸)、脂質、糖質など健康維持に欠かすことのできない成分で、食べ物に含まれています。
栄養素の役割は、脂質・糖質・たんぱく質はエネルギー源となり、たんぱく質・ミネラルは体を構成する材料になり、ビタミン・ミネラルは体の調子を整える働きをします。栄養素の種類や働きを知って、毎日の食事にバランスよく取り入れることで健康的な生活をおくって下さい。

✨ 硫化アリルについて

硫化アリルは、にんにくや玉ねぎ、ねぎ類に特有のツンとする刺激臭や辛味の素になっているイオウ化合物です。代表的な成分は「アリシン」とも呼ばれ、強力な抗菌・抗酸化作用により生活習慣病やがんの予防成分として高く注目されています。
🧄 にんにくを刻む・すりおろすことでパワーを発揮!
にんにくに含まれる無臭の「アイリン(アリイン)」という成分に、細胞が壊れた際に酵素「アリナーゼ」が作用することで、強力な刺激臭と有効成分をもつ硫化アリル(アリシン)が生成されます。
刻んだりすりおろして空気に触れさせることで健康成分がぐっと高まります。
⚡ ビタミンB1の吸収促進で疲労回復&新陳代謝アップ・風邪予防!
疲労回復ビタミンと呼ばれる「ビタミンB1」と結合してアリチアミンをつくり、体内への吸収率を持続的に高める素晴らしい働きがあります。
新陳代謝を活発にしてスタミナを高め、体を芯から温めて風邪の予防や引き始めの改善に抜群の効果を発揮します。
🩺 血中脂肪の燃焼・コレステロール低下&血栓予防・がん予防
血液中の余分な脂質の燃焼を促して悪玉コレステロールを低下させ、血液が固まるのを防ぐ血栓予防効果があります。
血流をサラサラにして動脈硬化や心臓病、脳卒中を防ぐほか、強力な抗酸化作用でがん細胞の発生を抑える効果も期待されています。
⚠️ 【過剰摂取に注意】胃腸障害や貧血のリスク
硫化アリルは殺菌作用や刺激性が非常に強いため、生のにんにくなどを一度に過剰に食べ過ぎると、胃や腸の粘膜を荒らして腹痛や下痢を引き起こすことがあります。
また、赤血球を傷つけて貧血を招く原因にもなるため、特に小さなお子様や胃腸がデリケートな方は加熱調理して適量をいただくよう心がけましょう。

✨ 硫化アリルが多く含まれる食べ物

  • 🧄 にんにく(大蒜)
  • 🧅 玉葱(たまねぎ)
  • 🥬 ねぎ(長ねぎ・青ねぎ)
  • 🌿 ニラ(韮)
  • 🧄 らっきょう
  • 🧄 あさつき・わけぎ
※にんにく、玉ねぎ、ねぎ、ニラ、らっきょうなどのユリ科ネギ属の野菜に豊富です。ビタミンB1を豊富に含む豚肉と一緒に炒めたりスープにすると、疲労回復効果を最大限に高めるスタミナ満点メニューになります。